大分で災害に強い家づくりの秘訣
災害に強い家づくりの秘訣
日本は地震や台風などの自然災害が頻繁に発生する国です。特に大分県は地震や台風の影響を受けやすい地域でもあり、住宅設計の段階から災害対策を考慮することが重要です。
今回は、大分で災害に強い家づくりを実現するための秘訣を、弊社が採用しているツーバイフォー工法を中心にご紹介します。
1. ツーバイフォー工法とは?
ツーバイフォー工法は、木材で構成された面で建物を支える工法で、耐震性や耐風性に優れているのが特徴です。壁、床、天井の6面が一体化することで、地震や台風時の外力を分散し、建物全体で衝撃を吸収します。
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耐震性能 壁全体で力を受け止めるため、地震時の揺れを抑えることが可能です。また、構造が頑丈なため、長期的な耐久性も期待できます。
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耐風性能 強風によるねじれや揺れにも強く、台風が頻発する地域でも安心して暮らせます。
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気密性と断熱性 ツーバイフォー工法の特性として、気密性と断熱性にも優れており、災害後の室内環境の維持にも役立ちます。
熊本地震では97%が「被害なし」及び「多少の被害」
熊本震災は震度7が2度も発生した大地震でした。その前震・本震以降も、震度5以上の余震が多発し建物は強い揺れを何度も受けましたが、ツーバイフォー住宅は「被害なし」「多少の被害」の住宅が97%以上を占めました。
参照:一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会データ
2. 地震対策としてのポイント
大分で家を建てる際には、地震に備えた準備が欠かせません。
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ハザードマップの確認 大分県のハザードマップを確認し、地震の揺れやすさや液状化のリスクがあるエリアを把握しましょう。これにより、安全性の高い土地を選ぶことができます。
大分県のハザードマップ情報(避難所・防災マップ・土砂災害危険箇所情報 – 大分県ホームページ)
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地盤調査の実施 ツーバイフォー工法の性能を最大限に引き出すには、強固な地盤が必要です。事前に地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良を検討しましょう。
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建物配置の工夫 家の配置を工夫することで、地震の揺れを軽減できます。例えば、建物の重心が偏らない設計や、隣接する建物との距離を確保することが重要です。
3. 台風対策としてのポイント
台風の多い大分では、強風や大雨への備えも重要です。
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耐風設計の強化 ツーバイフォー工法は風圧に強いため、台風時でも建物がねじれにくく安心です。さらに、屋根や外壁の固定方法を強化することで、被害を最小限に抑えることができます。
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排水設備の充実 台風時の大雨に備え、適切な排水設備を設けることが必要です。敷地の排水経路や雨樋の設置・点検を怠らないようにしましょう。
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植栽や塀の配置に注意 強風で飛ばされる可能性のあるものは、事前に固定したり、配置を工夫することでリスクを減らします。
4. 非常時に役立つ設備の導入
災害時のライフライン途絶に備えた設備の導入も大切です。
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太陽光発電と蓄電池 停電時でも電力を確保できるよう、太陽光発電システムと蓄電池を導入するのがおすすめです。
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給水タンクの設置 台風や地震で断水した際に役立つ給水タンクを備えることで、水の確保が可能になります。
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備蓄スペースの確保 防災グッズや保存食を保管するスペースを住宅内に設計し、いざという時に備えましょう。
まとめ
大分での家づくりには、地震や台風に備えた災害対策が不可欠です。そして、ツーバイフォー工法は、その耐震性・耐風性・耐久性の高さから、災害が多い地域に最適な工法です。
弊社は、ツーバイフォー工法を採用した災害に強い家づくりを得意としています。これまでに多くのお客様から「地震や台風の後でも安心して住める家」としてご好評をいただいております。
災害に備えた安心の家づくりは、ぜひ私たちにお任せください。