家づくりのスケジュール|いつから動けばいい?

「いつかはマイホームが欲しい」と思っていても、いざ本格的に動き出すとなると「何から始めたらいいの?」「家が建つまでどれくらいかかるの?」と、不安がつきものですよね。
この記事では、家づくりのスケジュールを徹底解説!
さらに、ファイナンシャルプランナー(FP)の視点から、住宅ローンや頭金の考え方もわかりやすくご紹介します。
これから家づくりをスタートする方の“道しるべ”になるよう、じっくり解説していきます。
1|家が建つまでの平均スケジュール
家づくりには、大きく分けて以下の5ステップがあります。
ステップ | 内容 | 期間の目安 |
---|---|---|
① 情報収集・資金計画 | 家づくりの勉強・住宅会社選び・資金シミュレーション | 1〜3ヶ月 |
② 土地探し・プラン検討 | 土地契約、間取り・仕様の決定 | 2〜6ヶ月 |
③ 契約・ローン手続き | 請負契約、住宅ローン申し込み | 1ヶ月 |
④ 着工・建築 | 地鎮祭→基礎→上棟→完成 | 4〜6ヶ月 |
⑤ 引き渡し・入居準備 | 登記、引っ越し、家具家電の手配など | 1ヶ月 |
つまり、「今すぐ動き始めても、入居は最短で半年後、じっくり進めれば1年〜1年半」が一般的です。
2|「何から始めればいいの?」への答えは「資金計画」
まず取り組むべきは、自己資金や住宅ローンの確認です。
✅ 資金計画でやること
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自己資金(貯金)の確認
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年収や返済額から借入可能額の試算
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ライフプラン(教育資金・老後資金)とのバランス確認
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借入年数や金利タイプの比較
この時点で住宅会社に相談しても大丈夫。
むしろ、FP資格を持つスタッフがいる会社であれば、家とお金をトータルで相談できます。
SOKENではFPの資格を所持しているスタッフが在籍していますので、初回打ち合わせからご相談が可能です。
3|「頭金を貯めてから」より「早めに借りて完済年齢を下げる」という選択肢
多くの方が「頭金を〇〇万円貯めてから」と考えがちです。
でも実は、今の住宅ローン金利は歴史的な低水準で、頭金を待つよりも早く借りた方が総支払額を抑えられるケースもあります。
たとえば…
条件 | 頭金を200万円貯めてから(2年後) | 今すぐ借入 |
---|---|---|
借入額 | 2,800万円 | 3,000万円 |
金利 | 年1.0% | 年1.0% |
借入期間 | 35年(完済:67歳) | 35年(完済:65歳) |
総返済額 | 約3,329万円 | 約3,562万円 |
→ 完済年齢が下がり、定年退職前に完済が可能に!
もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、住宅ローンは「時間との勝負」でもあることを知っておいて損はありません。
4|「いつまでに建てたい?」から逆算して動く
「子どもが小学校に上がる前に」「今の賃貸の更新前に」など、“希望の入居時期”が決まっていれば、逆算がカギです。
例)来年の4月に入居したい場合
→ 遅くとも 今年の6〜7月までに住宅会社を決める必要があります!
ポイントは、「土地探しやプラン検討には時間がかかる」ということ。希望条件が多いほど、時間はかかりやすくなります。
5|「動き出す前に相談」でも大丈夫!
「まだ何も決まっていないけど…」という段階でも、
住宅会社に相談するのは全然OKです。
むしろ、
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土地から探したい人
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家の価格帯のイメージがつかない人
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自分がどのくらい借りられるか分からない人
そんな方こそ、早めにプロに相談することで“無理のない家づくり”ができます。
6|まとめ|家づくりは「情報収集&資金計画」からスタート!
家づくりに“早すぎる”なんてことはありません。
動き出すタイミングが早ければ早いほど、
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住宅ローンの完済年齢が下がる
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土地の選択肢が広がる
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家族でしっかり話し合う余裕ができる
など、メリットがたくさんあります。
もし、「そろそろマイホーム…」と少しでも考えはじめたなら、
今日があなたの家づくりの“第一歩”です。
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