宅ローン控除、固定資産税…入居後のお金も要チェック|FPが教える“住んだ後”の家計管理

マイホームを建てるとき、「住宅ローンの毎月の返済額」ばかりに気を取られていませんか?
大分県で家を建てるご家族にとって、本当に大切なのは「入居後にかかるお金」をしっかり把握しておくことです。
この記事では、大分の工務店 SOKEN が、FP(ファイナンシャルプランナー)としての視点から、住み始めてから必要になる“5つのお金”をわかりやすく解説します。
1. 大分で家を建てるなら押さえておきたい「住宅ローン控除」
住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は、年末時点のローン残高の0.7%を最大13年間、所得税・住民税から控除できる制度。
とくに大分県内でも省エネ住宅や長期優良住宅を選ぶ方には、より大きな控除額が期待できます。
たとえば、
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年末ローン残高:3,000万円
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控除額:3,000万円 × 0.7% = 21万円/年
この金額が最大13年間控除されます。
初年度は確定申告が必要!
会社員でも、初年度だけは確定申告が必要です。2年目以降は年末調整で自動適用となります。
家づくりでよくあるご質問
「どの住宅性能でどこまで控除されるの?」「中古住宅は対象?」など、地域の住宅事情に合わせて細かい判断が必要です。
SOKENでは、FP資格を持つスタッフがご相談に応じています。
2. 固定資産税と都市計画税|大分の住宅取得後にかかる税金
固定資産税っていくらくらい?
固定資産税は、土地や建物に毎年かかる税金で、建物評価額の約1.4%が目安。
都市計画区域では都市計画税(0.3%程度)も加わります。
たとえば、
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建物評価額:1,500万円
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税額:約21万円/年(都市計画税含まず)
大分市や別府市など市街地エリアでは評価額も高くなる傾向があるため、しっかりと資金計画に組み込んでおきましょう。
新築住宅には軽減措置あり
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固定資産税の減額(建物部分が1/2)…3年間(長期優良住宅なら5年間)
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適用対象面積は最大120㎡
軽減が終わる4年目から税額が2倍近くになるケースもあるため、備えが必要です。
3. 大分は地震も水害も注意|火災・地震保険の選び方
火災保険の契約期間が短縮
2022年以降、火災保険は最長5年契約が主流となりました。
更新のたびに費用がかかるため、将来的な負担も見越したいところ。
地震保険は必要?
大分県は南海トラフ地震の想定エリアにも入っており、地震保険への加入率も全国平均より高め。
補償範囲を広く取ると保険料が上がりますが、被災後の修繕資金としては心強い存在です。
創建では、火災・地震保険についても住宅ローン契約時にしっかりアドバイス。
お住まいのエリア(海抜や土砂災害リスク)に合わせたプランをご提案しています。
4. 築10年以降のメンテナンス費用に備える
新築住宅であっても、10年後・20年後には必ずメンテナンスが発生します。
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外壁塗装:約100~150万円(10~15年に1回)
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屋根塗装:約60万円~
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給湯器交換:10~15年(20~40万円)
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シロアリ防除:5~10年ごと(約10万円)
FPとしてのおすすめは、住んだ直後から「月1万円のメンテナンス積立」をスタートさせること。
住宅ローンが終わる前に大きな修繕が来る可能性もあるため、備えあれば憂いなしです。
5. その他にもある!大分での暮らしに必要な「ランニングコスト」
家を買ったら終わりではなく、毎月の生活コストも見直しが必要です。
● 光熱費(電気・ガス)
断熱性能の高い家を選ぶことで、エアコンの使用頻度や暖房費を年間数万円単位で削減できます。
また、太陽光発電や高効率給湯器(エコキュートなど)を導入することで、「自家消費+売電」による電気代の節約も可能です。
SOKENの家は、高断熱・高気密仕様が標準。
電気代を抑えた快適な暮らしをサポートします。
● 通信費(ネット・スマホ)
家庭用インターネット回線とスマホのプランを見直すだけでも、月数千円〜1万円の節約に。
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格安SIMへの切り替え
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光回線と電力会社のセット割引
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家族まとめて契約による割引
など、「住み替えを機に見直す人が多い費用」です。
● 火災・地震保険料
加入先や補償内容によって、同じ補償でも数万円の差が生まれるのが火災保険・地震保険。
「どの補償が必要で、何が不要か」を精査することで、適切なプランに切り替えられます。
SOKENでは、地域の災害リスクに合わせた保険内容もアドバイス可能です。
● 車関連費用(2台持ち→1台への見直しなど)
大分県ではマイカー所有率が高く、車の維持費が家計に占める割合も大きい傾向があります。
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自動車保険
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ガソリン代
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車検・タイヤ・税金
「駅近の土地を選んで通勤は公共交通に」など、ライフスタイルとセットで考えることで、車2台→1台への見直しも可能になります。
● サブスク・定期購入費
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動画配信サービスや音楽ストリーミング
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ウォーターサーバー
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家事代行やサブスク食材宅配
など、“便利”の積み重ねで月数万円になるケースも。
家を建ててから「固定費を見直す意識」が芽生えるお客様も多く、意外と節約しやすいポイントです。
光熱費を抑えながら快適に暮らせる住まいづくりを行っています。
【まとめ】「入居後のお金」まで見越した家づくりを創建と一緒に
家を建てるときには、どうしても「建築費用」や「住宅ローン」にばかり目が行きがちです。
でも、本当に大切なのは「住んでからのお金」をちゃんと見据えること。
大分で家を建てるなら、地域の税制や保険、自治体の費用にも精通した専門家に相談することが安心への第一歩です。
SOKENでは、
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FPによる資金計画のサポート
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住宅ローン控除や税金のアドバイス
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固定資産税の将来負担まで考慮した提案
など、「暮らし始めてからも安心できる家づくり」をご提供しています。
\ 家づくりは建てて終わりじゃない!/
住んだあとの暮らしも一緒に考えるのが、SOKENの家づくりです。