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家事ラク設計で失敗しない!キッチン動線の作り方

2025.06.03

キッチンが使いづらくてストレス…

そんな悩みを抱える方、実はとても多いのです。

家づくりの中でも「キッチン動線」は暮らしやすさを大きく左右する要素のひとつ。

今回は、家事動線の設計に定評のあるSOKEN建築家の視点から、失敗しないキッチン動線の作り方について詳しく解説します。


1. キッチン動線とは?失敗するとどうなる?

キッチン動線とは、「料理」「配膳」「片付け」「買い出し後の収納」といったキッチン周りの一連の動きや流れを指します。

失敗例

こうした「家事のしづらさ」は毎日の積み重ねで大きなストレスになってしまいます。


2. 家事ラクの鍵は「3つの動線」にあり!

① キッチン内の作業動線(冷蔵庫・シンク・コンロの三角形)

いわゆるワークトライアングル。この3点の配置バランスが悪いと、無駄に歩く距離が増えてしまいます。

理想は3辺の合計が360〜660cm程度。

距離が近すぎると作業スペースが狭く、遠すぎると動きが多くなって疲れます。

② 家事全体の動線(洗濯・片付け・掃除)

キッチンと洗面所、脱衣所、ランドリールームをスムーズにつなげると、「料理の合間に洗濯物を干す」「子どもをお風呂に入れながらキッチンに立つ」など、並行家事が格段にラクになります。

③ 買い物帰りの収納動線

玄関から直接パントリーにアクセスできる動線は、買い物帰りの重い荷物の移動をラクにしてくれます。


3. よくあるキッチン動線の失敗と解決策

● 冷蔵庫が遠くて不便

→【解決】シンクや調理台の近くに配置を。通路の突き当たりに設置するとアクセスがスムーズ。

● ゴミの置き場がなくてストレス

→【解決】ゴミ箱をビルトインにする、パントリー内にスペースを確保するなど、「見せない収納」を意識。

● 家族が通る通路にキッチンがある

→【解決】回遊動線を取り入れて、「ぶつからないルート」を確保。ファミリー玄関を別に設けるのも◎。


4. 建築家が提案するキッチン動線のベストプラン

【A】ファミクロ&洗面とつなげた「コの字家事動線」

キッチン → パントリー → ファミリークローゼット → 洗面脱衣室 → 室内干しスペース

という一筆書きの動線は、共働き家庭に人気。

「朝、朝食準備しながら子どもの着替え」「夜、食器洗いと洗濯を同時進行」など、家事が重なってもラクに回せます。

▼実際の施工例はこちら

👉コの字家事動線で、家事をスムーズに。SOKENの施工事例を見る

【B】ダイニング直結の「配膳ストレスゼロプラン」

キッチンとダイニングの間に段差や壁がない設計にすると、配膳が圧倒的にラクに。

キッチンカウンターを設けて、簡易的な朝食や子どもの勉強スペースにも。


5. ライフスタイル別キッチン動線アイデア

▶共働き夫婦の場合

▶子育て世帯の場合

▶二世帯住宅の場合


6. プロが伝えたい「間取り図では分からない動線の落とし穴」

設計図面を見て「動線よさそう」と思っても、実際に生活してみると「ここが使いづらい…」ということはよくあります。

その理由は…

建築家の仕事は、線を引くだけではなく、「暮らしのリズム」を図面に落とし込むこと

SOKENでは、お客様の1日のタイムスケジュールをヒアリングしながら、「実際に暮らしてラクな設計」をご提案しています。


7. キッチン動線を良くするための打ち合わせポイント

① 現在の生活スタイルを書き出す

→ 平日と休日での家事の流れ、誰がどんな動きをしているかを可視化

② 家事で不便に感じている点を共有

→ 「食器洗いが遠い」「洗濯物がたまる」など、今のお悩みが最も重要なヒントになります

③ よく使う家電やストック品の量も伝える

→ 家電収納やパントリーの設計が変わってきます


8. キッチン動線は、家族の“時間”を生む設計

動線が良くなると、家事時間が短くなり、その分家族との時間、自分の時間が生まれます

これはお金では買えない、家づくりの大きな価値です。

SOKENでは、毎日の暮らしをもっとラクに、もっと楽しくするための設計を大切にしています。


まとめ|キッチン動線で暮らしが変わる!

「間取りを選ぶ」のではなく、「暮らしを設計する」

そんな想いで、ぜひ私たちと一緒に、家事ラクな住まいをカタチにしませんか?

SOKENでは完成見学会を6月22日(日)-7月21日(月)に開催いたします。

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👉SOKENの施工事例を見てみる