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団信(団体信用生命保険)って必要?住宅ローンとの関係をFPが徹底解説

2025.07.08

マイホームを購入する際、多くの方が利用するのが「住宅ローン」。

住宅ローンは、人生の中でも非常に大きな金額の借り入れとなるため、返済期間も長く、家計に大きな影響を与えます。そんな住宅ローンを組む際に必ず耳にするのが「団信(団体信用生命保険)」です。

「団信ってよく聞くけど、実際にはどんな保険?」「加入する必要はあるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、団信の基本的な仕組みから、必要性、種類、加入時の注意点まで徹底的に解説します。

人生で最も大きな買い物である「家」を守るため、正しい知識を身につけましょう。


団信(団体信用生命保険)とは?

団信とは「団体信用生命保険」の略称で、住宅ローン契約者が死亡または高度障害になった場合に、住宅ローン残高がゼロになる保険です。

つまり、万が一のことがあっても、家族が住宅ローンの返済を続ける必要がなくなり、大切な「住まい」を守ることができるのです。

団信の基本的な仕組み

たとえば、住宅ローン3,000万円を借りていて、10年目に万が一のことが起こり、2,000万円の残債があった場合でも、団信が適用されることでローンは完済となり、残された家族は住み慣れた家で暮らし続けることができます。


団信はなぜ必要?その必要性を深掘り解説

1. 遺された家族の生活と住まいを守るため

住宅ローンは一般的に30年〜35年という長期間にわたる返済が必要です。人生の途中で、事故・病気・突然の不幸が起こることは誰にも予想できません。

もしもの場合、残された配偶者や子どもが住宅ローンの返済義務を引き継ぐことになります。

その負担は非常に大きく、最悪の場合「住み慣れた家を手放す」という事態にもなりかねません。

団信に加入していれば、契約者に万が一があっても、ローンは完済され、家族は安心して今の家に住み続けることができるのです。

2. 住宅ローン審査で必須となることが多い

多くの民間金融機関では、団信への加入が住宅ローンの融資条件となっています。

なぜなら、金融機関も借り手の死亡リスクによってローンが回収不能になることを防ぐためです。

一方、「フラット35」などの一部の住宅ローンでは、団信への加入は任意です。この場合は、自分で必要性を判断し、別途生命保険などで代替する必要があります。

3. 家計全体のリスクマネジメントとして

住宅ローンは家計の大きな支出です。万が一の時にローンが返済されなければ、家族の生活は一気に破綻する可能性があります。

団信は「保険」の役割を果たし、家計リスクを大幅に軽減するのです。これにより、日常生活にも「安心感」が生まれ、長期的な人生設計が立てやすくなります。


団信の種類と保障内容を詳しく解説

団信にはいくつかの種類があり、保障内容や金利の上乗せ幅が異なります。自分にとって最適なプランを選ぶことが重要です。

① 一般団信(ベーシックプラン)

② 3大疾病保障付き団信

③ 8大疾病保障付き団信

④ 就業不能保障付き団信


団信のメリットとデメリットを整理

メリット

デメリット


団信加入時の注意点と選び方のコツ

健康状態・告知義務を正しく行う

保障内容と金利負担のバランスを考える

既存の生命保険とのバランスを見る


フラット35の団信は任意。どう選ぶ?

フラット35」では、団信への加入は任意です。

加入する場合のポイント

加入しない場合のリスク

金利の低さとリスク対策のバランスを取ることが重要です。


まとめ|団信は安心して家を持つための不可欠な保険

団信は住宅ローンとセットで考えるべき「家族を守る保険」

さまざまな種類があるため、ライフスタイルや健康状態に応じて選択を

フラット35を選ぶ場合は、リスク対策を自己判断で行う必要がある

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