子育て世帯に人気!リビング横のファミリークローゼット
“しまいやすさ”が暮らしやすさに変わる家づくりの工夫とは?
子育て家庭の悩みを解決する収納アイデア
子育て世帯の家づくりにおいて、「収納」は間取り以上に重要なテーマです。
洗濯物、学校用品、習い事グッズ、シーズン物の衣類、毎日使う子どもの着替え…。
物が多い子育て世代にとって、“どこに、どうしまうか”は暮らしの満足度を大きく左右します。
そんな中で注目されているのが、「リビング横にファミリークローゼット(ファミクロ)を設ける間取り」。
今回はその魅力と、採用する際の工夫や注意点、実例を含めてたっぷりご紹介します。
そもそもファミリークローゼットって何?
ファミリークローゼットとは、家族全員の衣類や荷物をひとまとめに収納できる大型収納スペースのこと。
「衣類は各部屋に分けてしまうのが当たり前」という従来のスタイルとは異なり、1か所で衣類を管理する新しい考え方です。
◾特徴
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家族全員の衣類が一か所で完結
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ハンガー収納+棚収納の組み合わせが主流
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土間収納やランドリールームとつなげて活用することも可能
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平屋・2階建て問わず人気の間取りアイデア
リビング横に設けるメリットとは?
中でも今、注目されているのが「リビング横にファミクロを設ける」スタイル。
以下のような“毎日の行動”がとにかくラクになります。
✅ 洗濯動線の短縮
洗濯→干す→たたむ→しまう、という一連の動作が、リビング横にファミクロがあるだけで「洗濯完了→収納完了」が一気に完結。
中にはランドリールーム→ファミクロ→リビングが一直線につながっている間取りもあり、乾いた洗濯物をすぐに収納できる導線は本当にストレスフリーです。
✅ 子どもが自分で片づけられる
「自分の部屋が2階にあって、そこに取りに行かないといけない」という間取りだと、結局リビングに服が脱ぎ捨てられがち…。
でもリビングのすぐ横にあると、脱いだ服も“ポイッ”と自分でファミクロに。
子どもにとっても「自分で管理する感覚」が育ちます。
✅ “とりあえず置き”が減る
ランドセル、帽子、制服、給食袋など、帰宅してリビングにそのまま置きがちなアイテムも、ファミクロに“定位置”を作れば自然と整います。
他にもある!活用方法いろいろ
◎ 家族のロッカールームとして使う
一人ひとりにパーソナルスペースを設け、「自分で管理する収納」として機能させる活用方法も人気です。
ハンガーパイプの下にカゴを置いて、“下着・靴下・ハンカチ”を家族別に収納するのもおすすめです。
◎ 玄関近くに設置し、土間収納と連動
「リビング横」と言っても、玄関~リビングまでの間にファミクロを設ければ、“ただいま動線”とも連動できます。
雨の日のレインコートやスポーツ用品の収納、制服の一時掛けなどにも便利で、朝の身支度もスムーズに。
◎ ワークスペースや家事コーナーとつなげて
近年では、ファミクロの一角に「小さなカウンター」を設けて、
・ミシンをかける
・アイロンがけをする
・書類をまとめる
といった「家事の基地」として活用するアイデアも注目されています。
【失敗例】ファミクロを設けたけれど…
どんなに便利なファミクロでも、設計次第では使いづらい空間になることも。
以下はよくある失敗例とその改善策です。
❌ ただ広いだけで使いにくい
→ 棚やハンガーパイプの位置をしっかり計画!
どこに何を収納するかを明確にしてから設計を考えましょう。
❌ 湿気がこもってカビやニオイが…
→ 換気扇の設置や、調湿建材の使用をおすすめします。
窓が取れない場合は、せめて24時間換気や調湿クロスなどで対策を。
❌ 子どもが服を取りにくい
→ 子どもの目線に合った高さにハンガーや棚を設置しましょう。
自分で出し入れできる仕組みが習慣化のポイントです。
【SOKENの実例】間取りの中心にファミクロを設けた平屋
ここでご紹介したいのが、SOKENが手がけた人気の平屋プラン。
この家では、リビング・キッチン・洗面室・各個室すべてからアクセスできるように、家の中央にファミリークローゼットを設けています。
◎ 家族みんなで共有する“衣類基地”
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動線がコンパクトで、洗濯後の収納がラク
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子ども部屋からも主寝室からも、同じ距離感
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家族4人分の衣類+防災用品+季節家電も収納OK
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“一箇所管理”だから在庫の把握も簡単!
「家の中を行ったり来たりせずに済む」ことが、こんなに快適だったのか…と実感されるお客様が多数いらっしゃいます。
導入時のポイントチェックリスト
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動線と家事の流れを明確に
ファミクロと洗濯動線がつながっていると、効果絶大! -
収納する物をあらかじめ想定する
衣類だけでなく、カバンや学校用品、季節家電も? -
家族構成と将来設計に合わせたレイアウトに
子どもが大きくなった時の使い方も想定しましょう。 -
照明・換気・コンセントも忘れずに!
地味ですが、あとから“足りなかった”と後悔しがちです。
まとめ|“片付く間取り”が家族の心にゆとりをくれる
「リビング横にファミリークローゼットがある家」は、家事ラク、時短、整った暮らし…とたくさんのメリットがあります。
とくに小さなお子さまがいるご家庭では、「家が散らかりにくくなる」ことが、心のゆとりにもつながります。
SOKENでは、そんな“暮らしやすさ”を最優先に考えた家づくりをご提案しています。
ただ広いだけじゃない、動線と収納計画が行き届いた間取りを、ぜひ体感してみてください。
SOKENでは2棟完成見学会を6月22日(日)-7月27日(日)に開催いたします。
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