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間取り打ち合わせ前に考えておきたい10の質問

2025.07.14

「注文住宅は間取りが命」とよく言われます。

ですが実際、間取り打ち合わせに臨んだ多くの方が「何をどう決めていいのか分からない」と感じています。

建築家として数多くの住宅設計に携わってきた私からお伝えしたいのは、「事前準備こそが間取りの満足度を大きく左右する」ということ。

今回は、初めての方でも理想の住まいを形にしやすくなる“10の質問”を紹介します。

注文住宅やセミオーダー住宅を検討中の方にとって、これらの質問が間取りづくりの羅針盤になるはずです。


【1】今の住まいに不満はありますか?

まずは“現状の不満”に向き合うことが、理想の住まいへの第一歩です。

こうしたリアルな悩みを可視化することで、「どんな間取りなら快適か?」の答えが見えてきます。


【2】10年後、20年後の暮らしを想像できますか?

家づくりでは「今」だけでなく、「未来の暮らし」も考えることが重要です。

可変性のある間取り設計は、長く住み続けるうえでとても重要な視点です。


【3】家族が集まる時間・場所はどこですか?

「家族の時間をどこで、どのように過ごしたいか?」は、間取りに直結するテーマです。

共通の時間を充実させる空間を優先してつくることで、家族のつながりを深める間取りが実現します。


【4】家事は誰がどう担当しますか?

家事は住まいの設計における“隠れた主役”です。

SOKENのような家事動線に強い工務店であれば、この点をきちんと設計に落とし込めます。暮らしをラクにするためにも、日々の家事の流れを整理しておきましょう。


【5】収納はどこにどれくらい必要ですか?

収納不足は住まいの不満の常連。設計段階から必要量と配置を考えておくことが大切です。

特に人気の「リビング横ファミクロ」など、生活動線上にある収納は暮らしやすさに直結します。


【6】自然の光と風をどう取り入れたいですか?

住宅の快適性は、自然の力をどう活かすかで決まります。

SOKENでは断熱等級5・C値0.6の高性能仕様で、快適な温熱環境を保ちつつも、自然の力を最大限に活かす設計が可能です。


【7】外とどうつながる空間がほしいですか?

暮らしを豊かにするのが、ウッドデッキや中庭、土間リビングといった外との中間領域です。

外とのつながり方を考えることは、暮らしの“余白”をデザインすることでもあります。


【8】水まわりの位置は生活に合っていますか?

キッチン・お風呂・洗面・トイレの配置は、快適性とプライバシーを左右します。

暮らし方に合わせた配置にすることで、毎日の「小さなストレス」を減らすことができます。


【9】どこを「こだわりの空間」にしたいですか?

家づくりは「すべてを完璧に」ではなく、「ここは譲れない」を決めることも大切です。

こだわる場所を1つ決めると、全体のバランスがとりやすくなります。


【10】“なんとなく不安”を言語化できますか?

最後に意外と重要なのが、「言語化できない不安」を吐き出すこと。

「収納が足りなかったらどうしよう」「将来後悔しないかな…」

そんな曖昧な不安も、建築家との打ち合わせで明確にできます。

SOKENでは営業が押し売りせず、丁寧に寄り添いながらヒアリングを重ねる家づくりを大切にしており、こうした漠然とした悩みにも耳を傾けてくれます。


間取り打ち合わせは「人生を設計する」第一歩

家は単なる「箱」ではなく、家族の人生が積み重なる舞台です。

だからこそ、間取り打ち合わせの前には「どんな暮らしをしたいのか?」を深く考えておく必要があります。

この10の質問が、その準備として役立てば幸いです。

SOKENでは2棟完成見学会を6月22日(日)-7月27日(日)に開催いたします。

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