ローン減税を活用して得するコツ5選|耐震等級や省エネ基準も解説

マイホーム購入時、初期費用やローン返済の負担を少しでも軽くしたいと考える方は多いでしょう。
2025年も 住宅ローン減税(住宅ローン控除) は継続され、最大13年間にわたる税額控除が受けられますが、制度の適用条件が近年大きく変わっています。
特に2025年入居以降は「省エネ基準」を満たす住宅でなければ控除対象にならないなど、知識不足は大きな損につながる可能性があります。
今回は、 2025年版ローン減税を最大限活用するための5つのコツ を、最新の耐震・省エネ情報を交えて詳しく解説します。
1. 住宅ローン減税の最新ルールを把握する
2025年時点の住宅ローン減税のポイントは以下の通りです。
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控除率:年末ローン残高の0.7%
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控除期間:13年間(特定住宅以外は10年間)
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対象借入額:最大4,000万~5,000万円(住宅性能による)
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入居期限:2025年12月31日までに入居
省エネ基準の適合が必須条件に
2025年以降に入居する住宅では、省エネ基準(断熱等性能等級4以上・一次エネルギー消費量等級4以上)を満たさない住宅は控除対象外です。
これにより、従来の一般的な住宅よりも「高断熱・高気密・省エネ性能」を重視した設計が求められます。
対象額の優遇措置
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長期優良住宅・低炭素住宅・ZEH住宅:最大5,000万円まで控除対象
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ZEH水準省エネ住宅:最大4,500万円
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省エネ基準適合住宅:最大4,000万円
つまり、設計段階から高性能住宅を選ぶことで、最大1,000万円もの差が生まれる可能性があります。
2. 省エネ住宅・高性能住宅を選ぶことで得られる控除額の差
ローン減税は「年末時点のローン残高」を基準に計算されるため、借入額が多く、性能の高い住宅を建てるほど控除額は増えます。
ZEH水準住宅の優遇効果
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年間控除額:最大31.5万円(4,500万円×0.7%)
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13年間の合計:最大409.5万円
一方で、省エネ基準ギリギリの住宅(4,000万円まで)では最大控除額は 364万円 に下がります。
この差は45万円以上。ZEH基準の断熱性能・一次エネルギー削減をクリアするだけで大きな差が出るため、設計時に省エネ性能を強化するのは必須といえるでしょう。
3. 耐震等級3を選ぶメリットと最新耐震情報
耐震等級とは?
耐震等級は、建物が地震にどの程度耐えられるかを示す指標で、等級1~3に分かれています。
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等級1:建築基準法レベル(震度6強~7程度の地震でも倒壊しない最低限)
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等級2:等級1の1.25倍の耐震性(学校・避難所レベル)
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等級3:等級1の1.5倍の耐震性(消防署・警察署レベル)
2025年時点でも、耐震等級3の住宅は「長期優良住宅」認定の条件であり、結果的に住宅ローン減税の上限額を最大化しやすくなります。
南海トラフ地震への備え
政府の地震調査委員会の最新発表(2025年)でも、30年以内に南海トラフ巨大地震が発生する確率は70~80%と予測されています。
そのため、耐震等級3の住宅は、単に税制優遇のためだけでなく、家族の安全・資産価値を守るためにも必須のスペックといえるでしょう。
SOKENのツーバイフォー工法は、面全体で地震力を受け止めるモノコック構造であり、熊本地震の調査でも倒壊率がきわめて低い(約98%が無被害)という実績があります。これにより、耐震等級3を標準仕様でクリアする家づくりを実現できます。
4. 控除を最大化する資金計画の工夫
借入額を意識的にコントロール
住宅ローン減税は「借入額が多いほど控除が増える」仕組みです。たとえば、同じ3,000万円の家でも、
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自己資金500万円+借入2,500万円
よりも -
自己資金0+借入3,000万円
のほうが控除額は増えます。
ただし、無理な借入はリスクなので、頭金とローン減税のバランスを考えることが重要です。
返済期間の設定
10年以上のローンでないと控除対象にならないため、35年や40年の長期ローンを組み、毎月の負担を減らしつつ、繰上げ返済で調整する方法が人気です。
5. 補助金や他制度と併用してさらにお得に
2025年は、住宅ローン減税だけでなく、以下の制度も活用可能です。
子育てグリーン住宅支援事業
2025年から始まった新制度。
GX志向型住宅なら最大160万円/戸、長期優良住宅は最大80万円、ZEH水準住宅は最大40万円の補助金が受け取れる(対象は子育て世帯・若者夫婦世帯、GX志向型住宅は全世帯対象)。
ZEH補助金
ZEH仕様にすれば国の補助金が数十万円規模で受け取れる場合あり。
固定資産税の軽減措置
新築から3年間(長期優良住宅は5年間)、固定資産税が1/2に軽減。
まとめ|制度の変化を理解し、賢くローン減税を活用
2025年の住宅ローン減税は、「省エネ性能」「耐震性能」といった住宅の質が、控除額に直結する時代となっています。
耐震等級3+ZEH水準の高性能住宅は、家族を守るだけでなく、減税・補助金・資産価値の観点からも非常に有利です。
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