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建物本体価格に含まれないものとは?

2025.07.29

家づくりの予算計画で後悔しないために知っておくべき費用項目

「建物本体価格だけで家は建てられると思っていた…」

そんな声を、私たちはお客様から何度も聞いてきました。

家づくりには「建物本体価格」の他にも、多くの費用がかかります。

予算の見積もりやローンの借入額を決める際に、この“見えない費用”を見落とすと、想定外の出費が生じ、せっかくのマイホーム計画が窮屈なものになってしまうことも。

今回は、家づくりの予算で必ず知っておきたい「建物本体価格に含まれない費用」について、詳しくご紹介します。


そもそも「建物本体価格」とは?

建物本体価格とは、家を建てるうえで最も基本的な構造や設備にかかる費用です。

具体的には以下のようなものが含まれます。

ただし、これはあくまで“建物そのものを建てるための最低限の費用”であり、住むために必要なすべての要素を含んでいるわけではありません。


建物本体価格に「含まれない」主な費用一覧

1. 付帯工事費(別名:付随工事費)

建物を建てるためには、建築以外の工事も必要です。

例:

2. 外構工事費(エクステリア)

外構工事は意外と費用がかかり、最低でも50万円〜、しっかり作ると100万円〜200万円以上かかることもあります。

見積書に含まれていないことが多いため、別途確認が必要です。

3. 設計・申請・検査関連費

性能が高い住宅を希望する場合や補助金申請を行う場合、これらの費用は加算されます。


その他に必要となる費用

4. 家具・家電・カーテンなどの購入費

新居に合わせて買い替えるケースが多い家具・家電。

特に以下のようなものは予算に入れておくと安心です。

住宅ローンには組み込めないことが多いため、現金での支出になる点も要注意です。

5. 登記費用・ローン諸費用・保険


さらに見落としがちな費用

6. 引っ越し費用・仮住まい費

土地購入から家の完成までに時間が空く場合、一時的な仮住まいが必要なケースもあります。

7. 不動産取得税・固定資産税

これらは入居後に発生する費用ですが、予算に組み込んでおくことが大切です。


総予算を考えるときのポイント

建物本体価格は家づくり全体の予算の約7割程度にすぎません。

✔ 見積もりの内訳は細かく確認

項目ごとの金額が明記されているか、また「含まれていないもの」があるかを必ずチェックしましょう。

✔ 工務店・住宅会社に事前に相談

SOKENでは、初期段階から「住める状態にするまでの費用すべて」を丁寧にご説明しています。

資金計画もサポートしていますので、安心してご相談ください。


まとめ|“本体価格以外”を知ることで、理想の家づくりに一歩近づく

家づくりにおいて、建物本体価格だけに注目してしまうと、後から予想外の出費がかさみ「こんなはずじゃなかった…」となりかねません。

しかし事前に“含まれない費用”を知っておくことで、予算計画はグッと現実的になりますし、余裕を持った資金調達が可能になります。

SOKENでは、お客様一人ひとりに合ったライフプランをもとに、家づくりに必要なすべての費用を見える化したご提案を行っています。

「何にいくらかかるのか不安…」という方も、お気軽にご相談ください。

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