大分で家を建てるなら、なぜ「地震に強い家」を考えるべきなのか
家づくりの相談をしていると、最近とても増えている声があります。
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「地震が心配で…」
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「大分って、意外と揺れますよね?」
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「子どもがいるから、もしもの時を考えると不安で」
テレビでは南海トラフ地震の話題、
スマホを開けば各地の地震速報。
「まだ先の話」と思いたい反面、
どこかでずっと不安が消えない。
そんな気持ちを抱えながら、家づくりを考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
「地震に強い家って結局なにがいいの?」
という疑問に、大分という地域に根ざした視点で、分かりやすくお話しします。
大分は「地震が少ない県」ではありません

「大分って、そんなに地震多いんですか?」
これは、よく聞かれる質問です。
確かに、東日本大震災のような巨大地震の印象は薄いかもしれません。
ですが実際のところ、大分県は決して地震が少ない地域ではありません。
記憶に新しいところでは、
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2016年の熊本地震
→ 大分県内でも強い揺れを観測 -
別府-万年山断層帯を含む、活断層の存在
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豊後水道周辺での地震活動
特に別府市・大分市周辺は、
複数の活断層が近くにあるエリアです。
つまり、
「大分だから大丈夫」
「今まで大きな被害がなかったから安心」
とは、決して言い切れない地域なのです。
「地震に強い=倒れない」だけでは足りない理由
地震に強い家と聞くと、多くの人がこう思います。
「大きな地震でも、倒れなければいいんですよね?」
もちろん、倒れないことはとても重要です。
命を守るための最低条件でもあります。
ですが、実際に地震を経験した人の声を聞くと、
こんな現実があります。
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家は倒れなかったけど、壁や柱が大きく損傷
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ドアが歪んで開かず、生活できない
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修理に数百万円かかり、仮住まい生活
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精神的なストレスが長く続く
つまり本当に大切なのは、
地震のあとも「住み続けられるかどうか」
地震に強い家とは、
命だけでなく、暮らしを守る家であるべきなのです。
建築基準法は「安心のゴール」ではありません
「建築基準法をクリアしているなら大丈夫ですよね?」
そう思われる方も多いと思います。
ですが、ここには大切な前提があります。
建築基準法は、
“最低限、命を守るための基準”
です。
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家が無傷で済む基準ではない
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住み続けられることを保証するものでもない
いわば、
スタートラインのような基準。
だからこそ今、
「基準を満たしているか」ではなく、
「どこまで備えているか」が問われています。
耐震等級3が選ばれる理由

地震への備えを考えるうえで、
欠かせない指標が耐震等級です。
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耐震等級1:建築基準法レベル
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耐震等級2:等級1の1.25倍
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耐震等級3:等級1の1.5倍
耐震等級3は、
消防署や警察署と同じ基準。
ここで大切なのは、
「数字が大きい」ということよりも、
何度も繰り返す揺れに耐えられるかどうか
という点です。
地震は、一度で終わりません。
本震のあと、余震が何度も続きます。
ギリギリ耐える家と、
余裕をもって耐える家。
その差が、
地震後の住み心地や修理費、生活再建のしやすさに大きく影響します。
創建では、全棟で耐震等級3を標準としています。
それは、「数字がいいから」ではなく、
暮らしを守るために必要だと考えているからです。
地震に強い理由は「ツーバイフォー工法」にあります

創建の家づくりのもう一つの大きな特徴が、
ツーバイフォー(2×4)工法です。
ツーバイフォー工法の最大の特長は、
「面」で支える構造
であること。
柱や梁だけで支えるのではなく、
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壁
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床
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天井
これらを一体化し、
箱のような構造で家全体を支えます。
この構造が、
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地震の力を一点に集中させない
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揺れを建物全体に分散する
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変形しにくい
といった強さにつながります。
実際、ツーバイフォー工法は、
北米など地震の多い地域でも多く採用されてきました。
創建がこの工法を選んでいるのは、
見た目や流行ではなく、「構造として理にかなっている」からです。
大地震でも被害を抑えたツーバイフォー工法
こうした構造の強さは、
実際の大地震でも確認されています。

※熊本地震のデータ
2016年の熊本地震は、
震度7が2度発生し、
その後も震度5以上の余震が繰り返される、
建物にとって非常に厳しい地震でした。
その中で、ツーバイフォー工法の住宅は、
「被害なし」「多少の被害」にとどまったものが97%以上
という結果が報告されています。

※東日本大震災のデータ
また、東日本大震災においても、
津波による被害を除けば、
ツーバイフォー工法の住宅の約98%が軽微な被害にとどまりました。
これらの結果は、
ツーバイフォー工法が
繰り返される大きな揺れにも強い構造であることを示しています。
「今は大丈夫」より、「これから先」を考える

家は、建てた瞬間が完成ではありません。
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子どもが成長する10年後
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家族構成が変わる20年後
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自分たちが年を重ねた30年後
その間に、地震が一度も起きない保証はありません。
もしその時、
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家族を守れるか
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家を失わずに済むか
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生活を立て直せるか
これは、
その時の運ではなく、今の選択で決まることです。
分からないまま建てないでほしい

家づくりで後悔する人の多くが、こう言います。
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「よく分からないまま決めてしまった」
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「もっと聞いておけばよかった」
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「知っていれば、違う選択をした」
地震に強い家は、
知れば判断できることです。
だからこそ私たちは、
一方的に「これがいいですよ」とは言いません。
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なぜ必要なのか
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どんな違いがあるのか
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自分たちに合っているのか
これを、納得いくまで一緒に考える。
それが、創建の家づくりです。
大分で暮らす家族を守るために
地震に強い家を選ぶ理由は、
性能の数字を誇るためではありません。
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家族が安心して眠れること
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何かあっても帰れる場所があること
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不安を抱えず、日常を楽しめること
そのための選択です。
大分で暮らし続けるからこそ、
この土地に合った備えを、今考える。
それが、後悔しない家づくりにつながると、私たちは考えています。