花粉症がつらい人へ|家の中まで花粉を持ち込まない暮らし方と住まいの工夫
「毎年この時期、本当にきつい…」
目がかゆい。
鼻が止まらない。
朝起きた瞬間からくしゃみ。
大分でも、春先になると花粉症に悩む方が一気に増えます。
実はこの“つらさ”、
外だけの問題ではありません。
花粉症の症状が強いご家庭ほど、
家の中に花粉を持ち込んでしまっているケースが多いのです。
今日は、
・花粉はどこから入るのか
・今すぐできる対策
・家づくりでできる本気の対策
を、工務店の視点から詳しくお話します。
花粉は「玄関」から入ってくる
花粉の侵入経路は主に3つ。
-
衣類や髪に付着して持ち込む
-
窓開け換気
-
洗濯物の室内持ち込み
特に多いのが「衣類」。
外出から帰宅した瞬間、
コートやスーツ、制服に付いた花粉が
そのままリビングへ。
ソファやカーテン、ラグに落ち、
夜になると再び舞い上がります。
「家にいるのに症状が出る」
これはこのパターンが非常に多いです。
今すぐできる花粉対策5選

① 玄関前で衣類を払う
② 玄関にコート収納をつくる
③ 空気清浄機は“玄関付近”に置く
④ 洗濯物は室内干し
⑤ 帰宅後すぐに手洗い・うがい・洗顔
特におすすめなのが
玄関完結動線。
玄関→手洗い→ファミクロ
が一直線だと、
花粉をリビングに持ち込まずに済みます。
これ、実は設計でかなり変わります。
実は「高気密住宅」は花粉に強い
ここからが、工務店として本気の話。
花粉症がひどいご家庭ほど、
実は“気密性能”が重要です。
気密性が低い家は、
・すき間から花粉が侵入
・換気が計画通りに機能しない
・外気がそのまま入りやすい
という状態になります。
一方、高気密住宅は
給気・排気の経路が明確。
さらに、第一種換気(熱交換型)で
フィルターを通して空気を取り込むと、
花粉やPM2.5の侵入を大幅に抑えられます。
これは体感レベルで違います。
大分の気候と花粉事情
大分県は山が多く、
スギ林も広範囲に存在します。
特に
・由布市
・別府の山側エリア
・大分市郊外
では飛散量が多い傾向。
「自然が多い=空気がきれい」
と思われがちですが、
花粉の季節は逆に影響を受けやすい。
だからこそ、
自然と共存する地域では
“家の性能”が大切なのです。
家づくりでできる花粉対策

設計段階で考えたいポイントは5つ。
① 玄関に土間収納+コート収納
② 帰宅後すぐ手洗いできる間取り
③ 室内干しスペース確保
④ 第一種換気システム
⑤ 高気密・高断熱
さらに、
・洗濯動線とファミクロを直結
・花粉が溜まりにくい床材選び
・カーテンよりブラインド
こうした細かい工夫も可能です。
花粉症は“体質”ですが、
住環境で軽減はできます。
子どもの花粉症が増えている
近年、子どもの花粉症も増加傾向。
免疫バランスや生活環境が関係すると言われています。
小さな子どもは、
・床で遊ぶ
・顔を触る
・目をこする
つまり、床や空気の質が直撃します。
家族の健康を守る家。
これは性能の話でもあります。
「家の中が一番ラク」な住まいへ

外は仕方ない。
でも、
家の中くらいは快適であってほしい。
創建が大切にしているのは、
“帰りたくなる家づくり”。
それはデザインだけでなく、
・温度
・湿度
・空気
・安心感
も含めた暮らしの質です。
花粉症に悩んでいるなら、
次の家づくりではぜひ
「空気」を意識してみてください。
まとめ
花粉対策は、
✔ 生活習慣
✔ 動線設計
✔ 換気性能
✔ 気密性能
この4つで大きく変わります。
毎年つらい思いをするなら、
住まいから見直すのもひとつの選択。
家は、
ただ寝る場所ではありません。
家族の健康を守る場所です。