家づくりの主導権は誰?子育て世帯849人調査から見えた「母親の本音」と後悔しない家づくり
「間取りは任せるよ」
そう言われたのに、
いざ予算の話になると空気が変わる。
家づくりで、こんな経験はありませんか?
子育て世帯向けにデジタルマーケティング支援を行うコズレ(東京都千代田区)が、生後0歳以上の子どもを持つ親849人を対象に実施した調査(2025年12月〜2026年1月)によると、住まい選択において母親が“生活設計者”として主導的に関わる傾向が強いことが分かりました。
特に主導しているのは、
・間取り
・家事動線
・収納
・教育環境
一方で、
・物件価格
・諸費用
・住宅ローン
といった資金面は父親が重視する傾向。
これ、現場でも本当によくあります。
母親が重視しているのは「今」と「10年後」

調査では、母親が求める理想設備も明らかになっています。
安全面では
・子どもが遊ぶ場所を見渡せる間取り(55.97%)
・子どもが落ちにくい設計(54.21%)
収納・効率では
・ベビーカー対応の玄関収納(44.03%)
・リビング収納(40.50%)
・パントリー(39.87%)
さらに、
・高断熱・高気密(44.65%)
・防音性(30.44%)
・将来仕切れる子ども部屋(29.18%)
という結果。
これは単なる“便利さ”ではありません。
・洗濯物が増える未来
・思春期の子ども
・光熱費の上昇
・体調管理
全部を見越した選択です。
毎日暮らす人だからこそ、見える景色があります。
でも、4人に1人が後悔している

この調査で一番重い数字。
約3割の世帯で夫婦の重視点にズレがあり、
約4人に1人の母親が
「もっと自分の意見を通せばよかった」
と後悔している。
もし完成後に、
「やっぱり収納足りなかった」
「洗濯動線こうすればよかった」
と思ったら。
それは10年続くストレスになります。
家づくりはやり直しがききません。
だからこそ、遠慮は危険です。
主導権ではなく“翻訳”が必要
でも私たちは思います。
「どちらの意見を優先するか」ではない。
必要なのは“翻訳”です。
例えば、
奥様が言う
「家事動線を短くしたい」
これを数字にすると、
→ 1日30分短縮
→ 年間約180時間
→ 光熱費・時間効率の改善
ご主人が重視する
「予算を抑えたい」
これを暮らしに翻訳すると、
→ 無理のない返済
→ 教育費に余裕
→ 旅行や習い事の選択肢
本当はどちらも、
家族の未来を守ろうとしている。
視点が違うだけなのです。
創建がしていること

創建では、いきなり間取りを描きません。
まず行うのは
✔ 夫婦それぞれの不安の言語化
✔ 優先順位の整理
✔ 10年後の暮らしの想像
ヒアリングでは、
・平日の家事スケジュール
・子どもの帰宅時間
・洗濯回数
・将来の働き方
まで具体的にお聞きします。
そこから動線を設計します。
例えば、
玄関→手洗い→ファミクロ→洗面→キッチン
を一直線にするだけで、
毎日の小さなストレスが減ります。
これは“奥様の希望を通した”のではなく、
“家族の効率を設計した”結果です。
高断熱・高気密が選ばれる理由
調査で「高断熱・高気密」が44.65%と高い評価だったのも印象的です。
これは見えない部分。
でも、
・冬のヒートショック予防
・夏のエアコン効率
・光熱費の安定
・子どもの体調管理
全部につながります。
目に見えるデザインより、
目に見えない安心。
母親がそこを重視するのは当然です。
後悔しないための3つの準備
① 夫婦で「譲れないこと」を3つずつ書く
② 10年後の生活を具体的に話す
③ 打ち合わせで遠慮しない
「これ言ったらわがままかな」
その一言が、
将来の後悔になるかもしれません。
まとめ|家づくりは未来を“かたち”にする
今回の調査は、
母親が家づくりに深く関与していることを示しました。
でも本当に大切なのは主導権ではありません。
家族の価値観を、
未来の形に翻訳できるかどうか。
創建が目指しているのは、
帰りたくなる家づくり。
それは誰か一人の理想ではなく、
家族全員の納得から生まれる住まいです。
もし今、少しでも迷いがあるなら。
間取りより先に、
暮らしの優先順位を一緒に整理してみませんか?