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なぜ夫は家事を「楽しい」と言うのか? 調査から見えた家づくりのヒント

2026.03.02

「掃除って意外と達成感あるよね。」

そう言う夫の横で、

「その前の準備と後片付けが一番しんどいんだけど…」

と、心の中で思ったことはありませんか?

実はその“感覚のズレ”には、きちんとしたデータがあります。

2026年2月、パナソニックホームズの「くらし研究室」が発表した

『住まいの暮らしやすさに関する調査2025』によると、

家事53項目を「負担」と「楽しみ・やりがい」で分類した結果、

最も多かったのは 「くたくた家事」34.0%

これは、前準備や後片付けなど

成果が見えにくい工程に集中していました。

一方、油汚れ掃除や献立を考えるなど

成果が実感しやすい「わくわく家事」は24.5%。

さらに興味深いのは――

掃除や片付け工程について

女性は「くたくた家事」と感じやすく、

男性は「わくわく家事」と捉える傾向が強いという点です。

つまり、家事のストレスは

“性格の問題”ではない。

感じ方の構造が違うのです。


なぜ女性は「くたくた」になりやすいのか?

家事の流れを分解すると分かります。

料理なら、

①冷蔵庫を開ける

②足りない食材を確認

③下ごしらえ

④調理

⑤盛り付け

⑥配膳

⑦片付け

⑧収納戻し

多くの人が“楽しい”と感じるのは④や⑤。

でも実際に時間がかかるのは

①②③⑦⑧です。

そしてこの“見えにくい工程”を担うことが多いのが、

女性側になりやすい現状があります。

だから「くたくた家事」になる。

これは努力不足でも、気持ちの問題でもありません。

構造の問題です。


家事ストレスは、間取りで変えられる

パナソニックホームズは、調査結果から

暮らしやすい住まいづくりのヒントとして三点を挙げています。

  1. 前準備・後片付けを短縮する動線設計

  2. 汚れが落ちやすい素材や設備の採用

  3. 気分が上がる空間づくり

これを、家づくり目線で翻訳するとこうなります。

■ 回遊できるキッチン動線

→ 準備・片付けの移動距離を減らす

■ 洗濯完結動線

→ 洗う・干す・畳む・しまうを一ヶ所で

■ パントリーの配置と可動棚設計

→ 探す・取り出す・戻すのストレス削減

■ 玄関収納とただいま動線

→ 家の中を散らかさない仕組み

家事は“やり方”よりも

“仕組み”で楽になる。

これが設計の力です。


夫婦のズレは、家のせいかもしれない

「なんで分かってくれないの?」

その気持ち、間取りが原因かもしれません。

例えば、

・収納が遠い

・作業スペースが足りない

・洗濯動線が分断されている

これらはすべて

“くたくた工程”を増やす設計です。

逆に、

・1歩で手が届く

・戻す場所が決まっている

・移動が少ない

それだけで、負担は激減します。

家事分担がうまくいかない家庭の多くは、

実は“家が分担しづらい設計”になっている。

私たちはそう考えています。


家づくりは「ママを楽にする」ためだけじゃない

最近よく聞く

「家事ラク動線」。

でも本当に目指すべきなのは、

家族全員が前向きに家事に関われる家。

負担が偏らない家。

くたくた家事を減らし、

わくわく家事を増やせる家。

それは設備の豪華さではなく、

動線と収納設計で決まります。


創建が大切にしていること

私たちが間取りを考えるとき、

必ず聞く質問があります。

「一日の流れを教えてください。」

朝起きてから寝るまで。

どこで詰まるのか。

どこでイライラするのか。

そこに、設計のヒントがあります。

家は完成した瞬間がゴールではありません。

5年後

10年後

子どもが大きくなったとき。

そのときも使いやすいかどうか。

それが、本当の“暮らしやすさ”。


まとめ|家事の感じ方が違うからこそ

今回の調査が教えてくれたのは、

家事の感じ方は、人によって違う

そして男女でも違うという事実。

だからこそ、

「どちらかに合わせる家」ではなく

「誰でも参加しやすい家」をつくる。

くたくた家事を減らし、

るんるん家事を増やす。

それは、家族のストレスを減らす設計です。

もし今、家づくりを考えているなら。

間取りを見るとき、

デザインだけでなく、こう考えてみてください。

「この家は、前準備と後片付けが楽だろうか?」

その視点が、

未来のあなたを救います。

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