猛暑日にエアコンが効かない原因は室外機?すだれで日陰を作る際の注意点
こんにちは!
別府市の工務店、創建です。
気温が高い日に、
「エアコンをつけているのに、なかなか部屋が涼しくならない」
「設定温度を下げても、冷たい風が出てこない」
と感じたことはありませんか?
猛暑日にエアコンの効きが悪いと感じたときは、室内のエアコン本体だけでなく、屋外に設置されている室外機の状態も確認してみましょう。
室外機に強い直射日光が当たっていたり、周囲が物や雑草でふさがれていたりすると、室内の熱を外へ逃がしにくくなり、冷房効率が低下することがあります。
まず確認したいポイント
・室外機の周囲に物や雑草がないか
・吹き出し口や吸い込み口がふさがれていないか
・室外機に強い直射日光が当たっていないか
直射日光が強い場合は、吹き出し口をふさがないよう注意しながら、すだれやシェードで日陰を作る方法もあります。
猛暑日にエアコンが効きにくくなるのはなぜ?

エアコンは、室内機から冷たい空気を出すだけの機械ではありません。
冷房運転では、室内機が部屋の中の熱を集め、その熱を室外機まで運び、屋外へ放出しています。
つまり、室外機は、室内の熱を外へ逃がす大切な役割を担っています。
ところが、室外機の周辺温度が高くなりすぎたり、吹き出し口がふさがれたりすると、集めた熱をうまく放出できなくなります。
その結果、エアコンに大きな負担がかかり、冷房の効きが弱くなったり、消費電力が増えたりする可能性があります。
特に注意したいのが、次のような設置環境です。
- 一日中、室外機に直射日光が当たっている
- 室外機の前に植木鉢や荷物が置かれている
- 雑草が室外機の周囲を覆っている
- 落ち葉やゴミが吸い込み口付近にたまっている
- 室外機全体をカバーや囲いで覆っている
「去年までは問題なく冷えていた」という場合でも、雑草が伸びたり、室外機の前に物を置いたりすることで、空気の流れが悪くなっている可能性があります。
エアコンが効かないときに確認したい5つのポイント
1.室外機の前に物が置かれていないか
最初に、室外機の吹き出し口や吸い込み口がふさがれていないか確認しましょう。
室外機の前に植木鉢、自転車、収納ボックス、掃除道具などが置かれていると、熱を含んだ空気を十分に排出できません。
一度外へ出した熱い空気を再び吸い込んでしまい、冷房効率が低下することもあります。
室外機の構造や機種によって必要なスペースは異なりますが、できるだけ周囲をすっきりとさせ、空気の通り道を確保することが大切です。
必要な設置スペースについては、お使いのエアコンの取扱説明書も確認しましょう。
2.雑草や落ち葉がたまっていないか
戸建て住宅では、夏の間に室外機の周囲の雑草が一気に伸びることがあります。
草や落ち葉が室外機の吸い込み口をふさぐと、空気を十分に取り込めなくなります。
室外機の周囲を確認し、次のようなものがたまっている場合は取り除きましょう。
- 雑草
- 落ち葉
- 砂や土
- ゴミ
- 植木や枝
ただし、室外機が動いている状態で、内部やファンの近くに手を入れてはいけません。
安全のため、掃除や草取りをする前には、必ずエアコンの運転を停止しましょう。
3.室外機に強い直射日光が当たっていないか
室外機に強い直射日光が当たり続けると、本体や周囲の温度が高くなり、熱を外へ逃がしにくくなる場合があります。
日差しが強い場所では、室外機から少し離れた位置にすだれやシェードを設置し、日陰を作る方法があります。
ここで大切なのは、室外機本体を覆わないことです。
室外機へ日陰を作りながらも、吹き出し口や吸い込み口の周囲には十分な空間を設け、空気の流れを妨げないようにしましょう。
4.室内機のフィルターが汚れていないか
室外機に問題が見当たらない場合は、室内機のフィルターも確認しましょう。
フィルターにホコリがたまると、エアコンが室内の空気を十分に吸い込めなくなり、次のような症状が出ることがあります。
- 冷たい風が弱くなる
- 部屋が冷えるまでに時間がかかる
- 電気代が上がりやすくなる
- エアコンからにおいがする
冷房をよく使用する時期は、2週間に1回程度を目安にフィルターを確認すると安心です。
掃除をする際は必ずエアコンを停止し、取扱説明書に沿ってフィルターを取り外しましょう。
5.運転モードと風量を確認する
「冷房をつけたつもりが、送風や除湿になっていた」というケースもあります。
まずは、リモコンの運転モードが「冷房」になっているか確認してください。
また、早く涼しくしようとして、風量を「弱」に固定するのはおすすめできません。
風量が弱いと、部屋全体が冷えるまでに時間がかかり、結果的にエアコンへ負担がかかる場合があります。
風量は、部屋の温度に合わせてエアコンが調整してくれる「自動」がおすすめです。
室外機にすだれを設置するときの注意点

すだれやシェードは、室外機への直射日光を防ぐ方法として役立ちます。
ただし、設置方法を間違えると、かえって冷房効率を下げてしまう可能性があります。
室外機に直接かぶせない
すだれやシートを室外機に直接かぶせると、吹き出し口や吸い込み口をふさいでしまいます。
室外機が放出した熱が周辺にこもり、その熱を再び吸い込んでしまうと、冷房効率が大きく低下します。
室外機全体を覆うのではなく、少し離れた場所に設置し、日陰だけを作るようにしましょう。
室外機の上に板を直接置かない
室外機の上に木の板や日よけ材を直接載せる方法にも注意が必要です。
板を直接置くと、室外機の振動によって異常音が発生したり、強風で板が落下したりする可能性があります。
落下した板が吹き出し口や吸い込み口をふさいでしまうと、故障の原因にもなりかねません。
日よけを設置する場合は、メーカー純正品や、室外機との間に十分な空間を確保できる専用商品を選びましょう。
台風や強風への対策をする
すだれやシェードは風を受けやすいため、しっかり固定する必要があります。
特に大分県では、夏から秋にかけて台風や強風の影響を受けることもあります。
天候が荒れる予報が出ているときは、飛ばされる可能性がある日よけを事前に取り外しましょう。
日よけを取り付ける際は、直射日光だけでなく、風による落下や飛散にも注意が必要です。
室外機に水をかけてもいい?
室外機が熱くなっているからといって、自己判断でホースの水を直接かけたり、大量の水を内部へ入れたりするのは避けましょう。
室外機は屋外に設置されることを前提に作られていますが、誤った方向から水をかけると、内部部品の損傷や故障につながる可能性があります。
室外機のお手入れは、基本的に次の範囲にとどめましょう。
- 室外機周辺のゴミや落ち葉を取り除く
- 雑草を刈る
- 本体表面の汚れを乾いた布などで拭く
- 空気の通り道を確保する
室外機内部の汚れや目詰まりが気になる場合は、自分で分解せず、メーカーや専門業者へ相談してください。
室外機を確認しても涼しくならない場合は?

室外機の周囲やフィルターを確認しても改善しない場合は、次の項目もチェックしてみましょう。
- 窓やドアが開いたままになっていないか
- カーテンを開けたまま強い日差しが入っていないか
- 部屋の広さに対してエアコンの能力が不足していないか
- 冷房ではなく送風や除湿運転になっていないか
- 室内機の吸い込み口や吹き出し口がふさがれていないか
- エラーランプが点滅していないか
窓から入る日差しを、カーテン、ブラインド、外付けシェードなどで遮ることも、室温の上昇を抑えるうえで効果的です。
また、サーキュレーターや扇風機を併用し、冷たい空気を部屋全体に循環させると、より涼しさを感じやすくなります。
点検や修理を依頼したほうがよい症状
次のような症状がある場合は、無理に使用を続けず、メーカーや購入した販売店、専門業者へ相談しましょう。
- 設定温度を下げても冷たい風が出ない
- 室外機が長時間動かない
- 運転ランプやタイマーランプが点滅している
- これまでになかった大きな音や振動がある
- 焦げたようなにおいがする
- 室内機から大量の水が漏れている
- ブレーカーが繰り返し落ちる
焦げたにおい、異常な音、激しい水漏れなどがある場合は、使用を中止して早めに点検を依頼しましょう。
なお、設定温度に達したときは、温度調整のため一時的に室外機が停止することがあります。
室外機が止まっているからといって、必ずしも故障とは限りません。
まとめ
猛暑日にエアコンが効かないと感じたら、まずは室外機の周辺を確認してみましょう。
確認するポイント
- 室外機の前や周囲に物を置かない
- 雑草や落ち葉を取り除く
- すだれやシェードで日陰を作る
- 室外機全体を覆わない
- 室内機のフィルターも掃除する
- 風量は「自動」に設定する
すだれなどで日陰を作ることで、室外機への直射日光を抑え、冷房効率の改善が期待できます。
ただし、日よけで室外機を囲ったり、吹き出し口をふさいだりすると逆効果です。
空気の通り道を十分に確保したうえで、安全に暑さ対策を行いましょう。
確認しても冷たい風が出ない場合や、異音、異臭、水漏れなどがある場合は、無理に使い続けず、早めにメーカーや専門業者へ相談してくださいね。